六曜(ろくよう)のひとつで、赤口(じゃっく)とは、陰陽道の「赤目日」という大凶の日に由来し、六曜において、この赤口だけが名称変更されていません。正午前後(正確には午の刻なので午前11時から午後1時までの時間帯)のみは吉で、それ以外は凶とされます。
この赤口の意味は、「赤」という文字が使われるように、「火の元と刃物に注意せよ」という意味だと言われています。別名を「しゃっこう」・「せきぐち」・「しゃくぜつにち」などとも呼ばれ、大凶の日であることには変わりませんので、何事も避けたほうが無難な日と言えますが、最近の結婚式では、「仏滅」以外なら良しとする傾向もあるなど、この赤口であってもお祝いの行事を行う人が増えてきています。
|