子供さんが小さいご家庭や、夫婦共働きで忙しいご家庭、単身だけど荷造りする暇がない方、時間はあるけれど、引越しが初めてで荷造りに自信がない方など、理由は様々ですが、梱包(荷造り)付きコースを依頼される方は、少なくありません。
むしろ、年々利用者が増えている、この梱包(荷造り)付きコースですが、通常のコースと比べると、やはり少々お値段が必要です。
しかし、値段が少々高くなったとしても、依頼主側で荷造りをしないでいいので、その時間は他の用事が出来ます。引越しをするには、様々な手続きがあるので、段取りよく行動する必要があります。
時間以外のメリットとしては、搬入が終わったあと荷ほどきの段階で、ダンボールに詰めていた物が、破損していたとしても、それは引っ越し会社の有責扱いになります。
梱包(荷造り)を依頼主でした場合、ダンボールに外損がなく、中の物が破損していた時は、梱包不十分として処理をされるため、引っ越し会社は補償してくれません。ダンボールが凹んでいたり、明らかな外損がある場合のみ、補償の対象となります。
ただ、ひとつご注意していただく事があります。それは、梱包(荷造り)付きコースでも、引越し業者は、すべてを梱包するわけではありません。依頼主(お客様)側で梱包をしなければならないのは、『下着や肌着』『洗面所・トイレなどの衛生用品』『台所の中身』などです。
もちろん、それ以外にも他人に触られたくない物などがあれば、事前に梱包しておいてください。それと、引越し業者は、ある物すべてをダンボールに詰めていきます。必要な物か、不必要な物かの判断は出来ません。ですから、引越し日(梱包作業日)までに、ちゃんと区別しておく必要があります。
言うまでもないと思いますが、貴重品は絶対にダンボールに詰めず、手荷物として管理してください。私も経験があるのですが、梱包(荷造り)中に、へそくりと思われる現金が出てきたことがあります。その時は、こっそりご主人に手渡しましたが、誰に渡せばいいのかわかりませんので、非常に困惑してしまいました。
ちょっと話がそれましたが…梱包(荷造り)料金は必要ですが、上記に書いた通り、かなりお勧め出来るコースだと、私は思います。およその目安料金として、通常の作業料金+下記梱包料金となります。
2 t |
¥20,000 ~ ¥30,000 |
3 t |
¥30,000 ~ ¥40,000 |
4 t |
¥40,000 ~ ¥60,000 |
6 t |
¥60,000 ~ ¥80,000 |
※荷物量別に金額を記載しておりますが、引越し会社による格差・地域差が多少あると思うので、あくまでも参考程度にお考え下さい。金額幅がありますが、上記料金以内であれば適正価格であると思います。なお、引越し繁忙期は、上記料金よりも多少高くなることも考えられます。
※あくまでも私の経験に基づき、料金を掲載させて頂きますが、あくまでも私の経験上です。上記の料金にとらわれないように注意してください。 |