お日柄でも、値引き率は違ってきます。人気日ほど値引き率が低く、あまり人気がない日は、値引率を高く設定しています。
ちなみに、お日柄でいう人気日の設定は、日本で一番浸透している『六曜』です。『六曜』とは、《大安・仏滅・先勝・先負・赤口・友引》からなっており、一度は耳にしたことがあると思います。
元来、引越しは、お祝い事とされているので、《大安》が良い日とされ、《仏滅》は敬遠されがちです。ですから、人気日=大安で、不人気日=仏滅となります。
それ以外の、《先勝・先負・赤口・友引》の中では、引越し=祝い事の考えから、《友引》が《大安》に次いで人気があります。
肝心の割引率ですが、《先勝・先負・赤口》を100%とすると…《大安》は110%、《友引》は105%、逆に《仏滅》は、90%くらいになります。
お日柄を気にされる土地柄や年代は、確かに存在しますが、こだわらない方も多くおられますし、こだわられる方にお話ししていたのは、『女性の方は鏡を、男性の方は、よく履く靴やお酒、またはお米などを、大安吉日に運んでおいてください』と…。
そうすれば、『引越しを開始した日は、大安吉日になる』と、言ったりしていました。ちょっとした理屈ですが、気分の問題と言えば、それまでなので。。
大安で大雨の引越しと、仏滅で晴天の引越しでは、気分的に晴天の方がいいと思いますので、あまり気にされる必要もないと思いますし、日本では『六曜』が圧倒的に有名ですが、それ以外にも『二十八宿』や『十二直』などがありますので、それらも合わせて考えると、"良い日"の幅も広がります。 |